ポイントをおさえて古臭さを一新しました！

ご紹介させて頂く住宅は築33年41坪セキスイハウスとなります。
当時のセキスイハウスでヒット作となった軽量鉄骨造のタウンシリーズで、大胆な切妻屋根が特徴となります。
当時は主流であったスライド式の雨戸、縦格子のベランダですが、現在となっては古さを感じる要素となっております。
今回は古さの要素を排除し、家そのものが持つ端正なデザインを引き立てたリノベーション設計を行いました。

■古さの感じさせるポイント1 ・セメント瓦の劣化 ・ベランダの格子デザイン ・雨戸（スライド式） ・外壁の劣化 ・屋根置き温水パネル（水漏れあり）	カラーシュミレーションで外観色を何度も検討	■リノベーションポイント1 ・瓦塗装 ・ベランダのデザインルーバー設置 ・雨戸シャッタータイプ交換（１F）及び撤去（２F） ・外壁塗装 ・温水パネル撤去
■外観スタイルを損ねるポイント2 ・エアコン室外機 ・単調な外観色 ・サンルームのスケルトン感	デザインルーバーの仮設置	■リノベーションポイント2 ・エアコン室外機移動（１F） ・外観色の和モダン化 ・サンルームガラスのミラー貼り
■建物が引き立たないポイント1 ・庭の動線ゾーンと景観ゾーンの見切りがない ・植栽のコンセプトや配置に計画性がない ・不要な電話線	境界面を基礎工事し敷地内のレベルを均一化	■建物を引き立たたせるポイント1 ・動線ゾーンと景観ゾーンの見切りをつける ・不要な植栽の撤去 ・不要な電話線の撤去
■建物が引き立たないポイント2 ・境界がなく、隣接敷地の景観が目立つ ・芝面に車が乗りあげるため凹凸な上に芝が育成しない	建物、庭、車道のバランスを最適化	■建物を引き立たたせるポイント2 ・外構を設置し敷地内の景観を引き立たせる ・庭内の車道を土間コンで仕上げる